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子供部屋の防音対策!フローリングに一工夫


◇子供部屋の床材選び

子供部屋の床材は何にしようか迷っていますか?傷や汚れ、将来を考えて床材はフローリングを採用する方は多いですよね。

 

 

今回は、子供部屋にフローリングを採用する方に、ぜひ読んでもらいたい内容をお話いたします。

 

あなたが子供部屋で気になることは何ですか?

特に小学生頃までの、まだやんちゃな子供がいる場合。部屋の床をフローリングにすると、どんなことが起きるのでしょうか。

 

例えば、ビー玉や積み木などのような、硬さのあるもので遊んでいたとします。ものを落とすと、どうなりますか?傷が付く?


もちろんそれはそうですが、もう一つ。【高い音が鳴り響く】ということです。

 

経験のある方もいるとは思いますが、想像以上に響きます。特に、下の階に。ツーバイフォーであれば、その響きはさらに大きく下の階へ響きます。これは構造上の問題です。

 

注意してほしい点は、「だからフローリングにしない方が良い」ということではありません。


『遊ぶ時間帯』と『真下にある部屋』を考えてほしいのです。

 

おそらくお子さんが自分の部屋で、やんちゃに動き回る時間帯は限られていると思います。

学校終わりの3時頃〜夕食前まで。そしてお風呂終わりの7時頃〜寝る前まで。

その時間、あなたはどこで過ごしていますか?
そしてその部屋は、なんの部屋でしょうか?


もしも、その時間帯にあなたが過ごす部屋が真下にあるのであれば、何か対策が必要です。子供だから、騒いでも響いてもしょうがないと思ってはいけません。

 

くつろいでいるときや疲れたときはやっぱりその響く音はストレスになってしまいます。ストレスの根源は作らないのが大事。

 

もしも手があるなら、対策してみましょう。

 

◇音の種類と対策

◆音の種類

硬いものを落とすときに発生する高い音は「軽量衝撃音」と言います。

 

スプーンや食器を落とした時に出る音など、日常に発生する音のことです。


ちなみに子供が飛び跳ねる時に発生するドーンという低い音やボールを床に落としたときに出る音は「重量衝撃音」と言います。


重量衝撃音は、根本的な解決が必要なものですので、現実的にはどうしようもないと考えて下さい。そしてそれは、さほどストレスを感じずらいものです。

しかし軽量衝撃音は、非常に耳障りで、ストレスを感じやすいトーンです。


ですが安心して下さい。これは、意外と簡単に対策ができてしまうのです。

◆すぐできるカンタン対策

どんな方法かというと「カーペットを敷く」という方法です。ね。簡単でしょう?


タイルカーペットのようなものを敷き並べたり、ラグのような簡易的なもので十分です。それを敷いて、その上で遊ばせるだけで、ストレスは劇的に緩和するのです。

子供部屋をずらしたり、間取りで解決するのはなかなか難しいと思います。


「でもフローリングは捨てがたい。」


なのであれば、小さいうちだけでも、簡易的にカーペットを敷いてみるのが良い方法かと思います。

 

軽量衝撃音対策として一番効果があるのは、フローリングの上にラグやカーペットを敷くことなんです。はじめからカーペット貼りの仕上げよりも効果的と言われています。

 

子供が小さいうちは音に限らず、転倒したりケガをする恐れがありますが、その点の対策としてもカーペット・ラグはオススメです。

 

フローリングに比べて掃除が大変な感じがしますよね。貼り合わせるカーペットタイルであれば、汚れたところだけ外して洗うことができます。

 

そして汚れの種類によって掃除の仕方も変わってきます。

子供がよく使うクレヨンなどで汚れた場合は、アルコールを歯ブラシにつけ、叩くようにして取り、その後ぬるま湯を使って雑巾で拭くのが良い方法です。

 

カーペットの臭いが気になるときは、粉末の重曹をまんべんなく振りかけて24時間程置きます。その後、掃除機で重曹を吸い取るのがオススメです。

 

ラグやマットは冬の冷たい床からも子供の足を守ってくれます。小さいうちの対策として取り入れてみませんか?

 

ぜひご参考にしてみて下さい。