コンセントは、なぜ家具の裏にくるのか


◇コンセントと家具

コンセントの配置を検討する時の話。

「この辺が一番使いやすいかな」と考えてコンセントを配置します。

 

建物が完成し、いざ家具を配置すると、なぜかコンセントが家具の裏へ。

しかも一か所じゃなく、数か所。

 

実はこれ、偶然なんかではありません。

確実に必然性があります。

事実、この事例は「たまに聞く」というレベルではなくたくさんあります。

 

そこには心理的な共通点がたくさんあるのです。

◇共通点がたくさんある

この話を聞けば、おそらくしょうがないことだと諦めることができるでしょう。

・・・いやいや、とんでもない。

この話を聞いて、そうならないように気をつけてください。

◆家具目線で配置を考える

家具の配置を考えるときの場面を思い浮かべてください。

 

などの家具を配置するのに、部屋の中央におくことはまずありませんよね。
なので、当然壁際に配置します。


はあくまで部屋を見せるための「わき役」であることがほとんど。

であれば、窓やメインのインテリアなど側には起きたくないという気持ちが働きます。

結果、それとは逆になどを配置していきます。


その際、使う人の動線を考えて、少しでも使いやすいところにを配置します。

 

・・・?

あれ?これ、コンセントの配置の話でしたか?

◆「棚」を「コンセント」に置き換えるとわかる

上記の配置検討の文章。

 

」の部分を、全て「コンセント」に置き換えてみてください。

普通に成り立ちませんか?

 

そうなんです。

コンセントの検討の際のプロセスと、棚を検討する際のプロセスは、非常に似ています。

思考プロセスに共通する部分があまりに多いと思いませんか?

それに加えて、もう1つ理由があります。

 

それは、一般的に「建築図」といわれる平面図や立面図、断面図などには、しっかりと家具の配置が書かれているのに対して、コンセントの配置を記載している「電気図面」には、あまりしっかりと書かれていないことが多い。
そして検討するタイミングはバラバラであることが多いため、噛み合わないことが多いのです。

いや、噛み合うことが多いのです。


最後に、間違いのない配置を検討する順番を書きましょう。

 

まずは棚の配置計画をしっかりと。
そして、その配置をすべての図面に反映させる。

それからコンセントの配置を検討しましょうね。