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間取り設計の基本。階段、居間、大切な部屋


◇間取りの最初の一歩

さて。間取りを考えよう。

そう思っても、一体何から始めるのが正解なのかわからない。

そんな方のために、最初の考え方を少しだけ解説します。

 

まず間取り設計の鉄則をお伝えしておきます。

 

大雑把に考えてから詳細へ

 

これは設計だけではなく、さまざまなことに共通することです。

最初から詳細を考えてから間取りを検討すると、絶対うまくいきません。

この鉄則をまずは守り抜くと誓うところから始めましょう。

 

◇間取りの検討順番

本来なら、土地なかでの配置計画(駐車場や建物の配置、大きさ、庭など)を計画することが最初です。

今回は間取りの話なので、それはある程度終わっているという前提でお話ししていきます。

 

①まずは影響力の大きいものをピックアップ

変わってしまうと根本的にやり直しになっちゃうものをピックアップします。

例えば、居間とキッチン、階段、子供部屋の個数、玄関の向きなど。

 

②それぞれの「最低限の大きさ」を横の方に描く
ピックアップした部屋を1つずつ、大きさを決めていきます。

完全に決めるのではなく「何帖くらい」というイメージで構いません。

注意してほしいのは、「希望の大きさ」ではなく「最低限の大きさ」にすることです。

ポイントとしては、部屋の大きさを実際の縮尺に合わせて描いておくとイメージしやすいです。


③階段以外のものを、希望の階・希望の方角に配置する

階段はさておき、1階に配置したいものと2階に配置したいもの、南面に配置したいもの、玄関の近くがいいものなどを、ある程度の目安を付けて、配置していきます。

この際、②で書いたある程度の大きさの部屋を切り抜いて、パズルのように配置してみるのがいいかもしれませんね。


④影響の少なそうなところに階段を配置する

部屋を配置してみて、影響が少なさそうなところに階段を置いてみます。

考え方は、極力廊下が短くなる配置、つまり各部屋にできるだけ接している場所が良いですね。


まずはこれが基本になってきます。
そして、そこから動線を考えて小部屋を付け足していく作業になります。

 

◇大まかに決まれば大成功

この作業を進めると、まずは自分の本質的な希望が見えてきます。

その大枠の配置を、極力生かした間取り計画を考えるというだけで済みます。

「自分にとっての大事なところ」がある程度決まっているだけで、そこからの作業はなんとかなるもんです。

がんばってみてください。