◇カビの恐ろしさ
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s85c569adb264fd12/image/id4a75287884378eb/version/1561858365/image.jpg)
押入れや家具の裏などに、気が付けばカビが生えている。
せっかく新築したのに。。
・・・なんてことにならないように気を付けなければいけません。
カビは常に空気中に存在しており、好ましい環境を虎視眈々と狙っています。
以前、カビの発生する条件や防止方法をアップしましたので、そちらもご覧下さい。
(☞部屋のカビを防止するコツとその理由 参照)
今回は、そのカビの恐ろしさを解説していきます。
実は、カビの恐ろしさは壁紙にとどまらないのです。
◇カビはどこまでも深く
壁に発生したカビの大きさというのは、クロスの繊維をすり抜けるほど小さいのです。
そしてカビが発生してしまった時、多くの場合は「クロスを張り替える」という選択をします。
しかし残念なお話があります。
カビの菌は、クロスのその裏側にまで到達しています。
結果、その後ろの「石膏ボード」と言われる板材や、それを支える木材にまで浸透します。
やがてそれが床や天井に広がり、手がつけられなくなって、諦める。
これがよくあるパターンなのです。
何度張り替えても同じところからカビが発生するというのは、これが原因。
カビは発生したら最後、根絶やしにするというのは、基本的に不可能だと考えてください。
◇発生させない努力
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s85c569adb264fd12/image/id1f8c5038dc03f63/version/1561858804/image.jpg)
根本的に「カビを発生させない」という意識と工夫が必要だ、ということが伝われば幸いです。
以前もアップしてますが、カビは湿度と温度とホコリを好みます。
具体的には、「北側の暖房しない部屋で、特に家具の裏」が危険地帯。
収納や納戸を計画する際には、ご注意を。
いつでもどこでも、やつらは狙ってます。