窓の開け方の選定。オシャレで選んではいけない


◇住宅窓の開き方の種類

窓の開き方には、こだわっていますか?

正直、ちゃんと考えている人はあまりいないところです。

 

窓の開き方というものは、いろいろな種類があります。

全てを説明すると長くなってしまうので、住宅で多く使われる代表的なものだけ説明します。


◎引き違い窓

⇒左右にスライドして開く窓
◎外開き窓

⇒ドアのように、外に向かって開く窓
◎突き出し窓

⇒下に取っ手があり押、そこを押すことで開く窓


現在はこの3つが主流でしょう。

 

◇選ぶ基準はデザインではない!

これらを選ぶ基準は、一体何ですか?

デザインで選んでいませんか?

実はそうであってはいけないのです。

 

窓の開き方向の決め手。
それは「窓外側の清掃のしやすさ」です。


今、周りにある窓を見てみてください。

そして窓を拭くという場面を想像してみてください。

外側はどうやって拭きますか?

 

例えば1階の窓であれば、そんなに気にすることは無いでしょう。

デザインで選んでも良いかもしれませんね。

 

ですが2階はどうでしょうか。

引き違い窓であれば、窓自体を取り外して外側を清掃することができます。
これに対し、外開き窓・突き出し窓は取り外すことが非常に困難です。

窓を開けば開くほど、窓自体が外側に行くので、身を乗り出したとしても拭くことができません。
はしごをかけて危険な状態で拭く、もしくは業者に依頼することになります。
ただし、引き違い窓は取り外せるといっても、大き窓であれば状況は同じ。業者に依頼することになります。

 

◇まとめ

窓は、光を取り込んであたたく過ごすためのバロメーターと言えます。

透明なのに、存在感の強いやつなのです。

ゆえに汚れは目立つ。

せめて1年に1回くらいは清掃してあげたいと思うものの、清掃ができない。

 

つまり窓というのは、選定の仕方によってはランニングコストがかかってしまいかねないものなのです。

その辺も考慮して、設計を進めてみてください。