フローリング選びは材質選びから 無垢?複層って何?


◇フローリングの種類は2種類あるんです!

フローリング床材に種類があるのをご存知ですか?

「無垢フローリング」 と 「複層フローリング」

 

フローリングって木なのはわかるけど…
この2種類、どっちがいいの?

そう思っている方が大半だと思います!
そんな方のために解説します。

 

◇違いと特徴は?

◆無垢フローリング

無垢フローリングは「単層フローリング」と同じです。
つまり一枚の木の板でできている物のことです。
木材そのものなので、風合いだとか、湿度コントロール効果だとか、木の持つ性能を全て持っています。

木が違えば硬さも違う。

イメージのインテリアに合うかな。

など、選択に非常に迷う材質の一つとも言えます。

そして、時間とともに反ってきたり割れてきたりするのも木の特徴そのままなのです。

 

「本物感」「風格」があると言われているだけあって、やはり高価なものであり

フローリングにこだわりを持つ方に非常にニーズがあります。

 

メンテナンスが重要なもの

なので「上級者向け」のフローリングということです。

拭き掃除に水拭きはNG!なんて言われると

例えば醤油なんてこぼした時には困っちゃいますよね。

◆複層フローリング

これは薄い木材を何層にも貼り合わせてできたものです。
木の繊維方向をわざとずらして貼り合わせているため、反りづらく割れづらいものになっています。

 

無垢に比べて安価であり、デザインも非常に豊富で、様々なインテリアに合わせて選択できます。

そして、

床暖房にはこれ!など用途によって、使い分けができるくらい機能性も良く

種類があるのが複層フローリングの特徴です。

今の床の上から貼れるものもあるので、リフォームを考えている方にもオススメですよ!

 

特に木材へのこだわりが強くなければこちらを選ぶべきです。

 

ただし経年すると、重ねてある木の層から剥がれてくるので、

私の経験から行くと、10年程度でどこかしら修繕が出てきますが。

◇まとめ

ザッと特徴を書きましたが、現在は複層フローリングの性能も上がってきているので、

こちらを優先すべきかな、というのが個人的感想です。


無垢を選ぶのであれば、「一生メンテナンスをし続ける」と覚悟を決めて下さい!
もし100年持つ可能性がある!とすれば、無垢フローリングです。
何しろ有名なお寺の床は無垢フローリングのようなものなのですから。。

味わいや歴史を感じさせますね。